YAGレーザー溶接機 『UJシリーズ』とは?
Nd:YAGレーザー溶接機で中国No.1であるUW社製装置の仕様を日本の環境に適合させ、電源部の精度に重要な部品は実績のある日本製電子部品を採用。
良好な溶接品質を得る為の波形制御機能で注目され、スパッタ低減等にも効果があります。この波形制御機能を使えば、『鋸歯状』の波形も設定が可能です。
光学系の優劣を決定する心臓部(YAG結晶‘ヤグ’)には、USA製プレミアムグレード。YAGロッドを採用する事により、光学/電気系共に『基本スペック』と品質要求の厳しい『日本仕様』に対応しました。
周辺機器の特注設計やユニット製造、データ測定、最終出荷検査等は,日本で実施し、安心してご使用頂く為の製品保証期間は2年です。
既にUWグループ全体で5,000台以上出荷した実績があり、コストパフォーマンス性に優れ、導入しやすいYAGレーザー溶接機です。
従来『ハードルが高い』とされているレーザー溶接を『導入しやすいレーザー溶接』にする事を目指してYAGレーザー溶接機の製品化を実現しました。
YAGレーザー溶接機の主な使用用途
- 自動車や電子部品、医療用部品の精密溶接
- センサー類の気密管や封止溶接
- 各種金属部品の精密溶接
- 金型補修用途
- 異種金属溶接
- 線材/端子溶
- 薄板板金の溶接
YAGレーザー溶接機 小型機
分類 | 項目 | 装置型式 | ||
---|---|---|---|---|
UJ-010A | UJ-015A | UJ-025A | ||
発振器 | 最大定格出力 | 10W | 15W | 25W |
最大出力エネルギー(10ms時) | 10J | 15J | 25J | |
最大ピークパワー | 2.0kW | 4.0kW | 4.5kW | |
パルス幅(CW) | 0.2~20.0ms | |||
繰り返し数 | 0.0~20.0Hz | |||
最大分岐数 | 4分岐 | |||
電源 | 供給電源電圧(50/60Hz) | 1φAC200V、220V±10% 50/60Hz | ||
ブレーカ容量(AC200V時) | 15A | |||
電源ケーブル:太さ×芯数+アース線 | 2m㎡×2芯+E | |||
端子サイズ(ユーザ側) | R2-5 | |||
冷却系 | 熱交換方式 | 強制空冷 | ||
冷却水制御温度 | 30℃ | |||
供給市水(水温、流量) | - | |||
供給市水(差圧、ホース内径) | - | |||
制御 | 制御方式 | レーザーパワーフィードバック | ||
操作画面(MBOX) | 着脱式、タッチパネル | |||
表示言語 | 英語表記 | |||
条件数 | 32条件 | |||
モニタ判定機能 | エネルギー上下限判定 | |||
環境 | 外気温、湿度 | 10~30℃、85%以下 | ||
筐体 | 外径:W×D×H(mm) | 410(W)×845(D)×790(H) | ||
質量 | 130kg |
外観図
YAGレーザー溶接機 中型機
分類 | 項目 | 装置型式 | |
---|---|---|---|
UJ-075A | UJ-175A | ||
発振器 | 最大定格出力 | 75W | 175W |
最大出力エネルギー(10ms時) | 60J | 60J | |
最大ピークパワー | 7.5kW | ||
パルス幅(CW) | 0.3~30.0ms | ||
繰り返し数 | 0.0~100.0Hz | ||
最大分岐数 | 4分岐 | ||
電源 | 供給電源電圧(50/60Hz) | 3φAC200V、220V±10% 50/60Hz | |
ブレーカ容量(AC200V時) | 20A | 32A | |
電源ケーブル:太さ×芯数+アース線 | 5.5m㎡×3芯+E | ||
端子サイズ(ユーザ側) | R5.5-5 | ||
冷却系 | 熱交換方式 | 強制空冷 | 水-水 |
冷却水制御温度 | 30℃ | ||
供給市水(水温、流量) | - | 25℃:10ℓ/min以上 | |
供給市水(差圧、ホース内径) | - | 差圧:98~294kPa,φ19 | |
制御 | 制御方式 | レーザーパワーフィードバック | |
操作画面(MBOX) | 着脱式、タッチパネル | ||
表示言語 | 英語表記 | ||
条件数 | 32条件 | ||
モニタ判定機能 | エネルギー上下限判定 | ||
環境 | 外気温、湿度 | 10~30℃、85%以下 | |
筐体 | 外径:W×D×H(mm) | 530(W)×1,170(D)×1,030(H) | |
質量 | 250kg |
外観図
YAGレーザー溶接機 大型機
分類 | 項目 | 装置型式 |
---|---|---|
UJ-350A | ||
発振器 | 最大定格出力 | 350W |
最大出力エネルギー(10ms時) | 70J | |
最大ピークパワー | 9.0kW | |
パルス幅(CW) | 0.3~30.0ms | |
繰り返し数 | 0.0~200.0Hz | |
最大分岐数 | 4分岐 | |
電源 | 供給電源電圧(50/60Hz) | 3φAC200V、220V±10% 50/60Hz |
ブレーカ容量(AC200V時) | 63A | |
電源ケーブル:太さ×芯数+アース線 | 14m㎡×3芯+E | |
端子サイズ(ユーザ側) | R14-8 | |
冷却系 | 熱交換方式 | 水-水 |
冷却水制御温度 | 30℃ | |
供給市水(水温、流量) | 25℃:20ℓ/min以上 | |
供給市水(差圧、ホース内径) | 差圧:98~294kPa,φ19 | |
制御 | 制御方式 | レーザーパワーフィードバック |
操作画面(MBOX) | 着脱式、タッチパネル | |
表示言語 | 英語表記 | |
条件数 | 32条件 | |
モニタ判定機能 | エネルギー上下限判定 | |
環境 | 外気温、湿度 | 10~30℃、85%以下 |
筐体 | 外径:W×D×H(mm) | 650(W)×1,330(D)×1,050(H) |
質量 | 400kg |